T.I
趣味・好きなこと
ゲームや小説・アニメを見るのが好きです。ゲームはソロプレイのやり込みゲーが好きなので、Steamで積んでいるDRPGをちょっとずつ崩しています。最近だとルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団でアリスとの戦いで苦戦しています。進行中に選択肢を間違えた気がしないでもないですね…。
小説は無職転生をよく読み返しています。なろう連載当時から好きだったお話がどんどんアニメになっていくのが嬉しいですね。エリスが好きなので、今後映像化されるであろうバトルシーンにめちゃくちゃ期待しています。
これまでの経歴
大学では経済学を主に学んでいたのですが、講義や卒業研究でスマートフォンアプリを作成することになり、そこからITの世界に足を踏み入れました。知らないことを調べつつ自分の手でシステムを作ること自体が楽しかったというのが、IT業界を就職先に選んだ大きな要因になっています。
新卒で地元長野のSIerに就職し、とらラボに移るまで6年ほど受託でのシステム開発を主に行なっていました。
前職の業務ではPL・SEとしてERPやPLMといった基幹システムやLaravelやRailsでできたWEBアプリケーションなど、多岐にわたるシステムの設計・開発を担当させていただきました。前半3年が基幹システムの製造、改修案件、後半がWEBアプリケーション開発です。自社内でのプロジェクト管理は、人員配置以外全て任せていただいていたので、割と自由にスケジュール調整やお客様との折衝などをさせていただいていたように思います。
せっかくIT業界を就職先に選んでいるのになぜ地元なのかというと、よく遊ぶ友人が地元に多かったことや、当時お付き合いをしていた女性が地元にいて「いずれ実家の近くに住みたい」と言っていたことが大きいです。
虎の穴ラボ入社のきっかけ
前職では社内でのプロジェクト管理については比較的裁量をいただいていたのですが、受託であるという関係からシステム内で見つけた潜在バグの修正や契約外のUX改善などは難しく、その辺りが柔軟に対応できそうな自社開発のシステム開発に関われないかという思いを持っていました。
そんな中、自身もユーザーとして利用しているFantiaのエンジニア募集を見かけました。学生時代には同人作品や漫画の単行本を買うために足繁くとらのあなに通っていたこともあり、好きな業界に自身の持つ技術で貢献できるのではないかという思いから、私はエントリーボタンを押していました。
また、とらラボはフルリモートを継続することを公言していて、暮らしを変える必要がなかったというのも私の背中を押しました。エントリーした時にはすでに実家の近くに居を構えていたので、転職に合わせて居住環境を変えるということは難しかったというのもあります。フルリモート、フレックスタイム制で地方勤務者が十分に多かったというのは、私にとってはとても重要なことでした。
現在の業務内容
Fantiaの機能開発が主です。最近関わった大きいものだと、プランに再入会した際の閲覧権限についての仕様変更を担当しました。
この機能の設計、開発、テスト、リリースまでが主な業務です。リリース後も利用状況などを継続してチェックしています。
閲覧権限についてはこれまで多くの人の手が入っていることもあり、既存の仕様に対して矛盾なく新規の条件を追加するのに骨が折れました。8年続いているシステムの根幹に近い部分を担当させていただいたので、リリースの際にとても緊張したのを覚えています。前職ではまず見ることのなかったエンドユーザーの皆さんの反応が、ネットを検索すればいくらでも見られることが嬉しくもあり、ちょっと怖くもありました。SNSでのエゴサはほどほどにしようと思います。精神衛生のためにも。
また、支援しているクリエイターさんが、自分の手がけた機能を使ってくださっているのはとても嬉しいですね。
この改修についてはフロントからバックまで全て私が担当していたので、機能開発の際にスケジュール内で実現可能な改善提案であれば柔軟に対応できているのが嬉しいポイントでもあります。
他には、細々とした機能改善やCI/CDの速度改善など、業務時間のうち1割は比較的自由が効く時間になっていることもあり、開発者体験をよくするための施策に取り組むこともあります。
仕事の楽しさ・やりがい
自分自身ユーザーでもあるシステムの機能開発ができること、そして開発した機能についての反応を確認できることが大きなやりがいです。
クリエイターさんやユーザーさんの好意的な反応を見ることができたり、自身の支援しているクリエイターさんが作った機能を使ってくれているのは素直に嬉しいポイントだと思います。今後もクリエイターさんのためになる機能を追加していければ嬉しいです。
機能開発の進め方についても、要件定義や設計全般に関わることになるので、開発者の提案を受け入れてもらいやすいのが嬉しいところだと思います。受託開発をしていた際には、要件や設計は1度決定してからは覆すことが難しいところがありましたが、とらラボではエンジニアとディレクターとのやりとりで比較的柔軟に要件変更もできているので、より柔軟なシステム開発ができているように感じます、また、自社開発のシステムですので、自身の開発によってユーザーの行動がどのように変わりうるのか、変わったのかをデータから分析できるというのも嬉しいです。
自分のチームの雰囲気・素敵なところ
Fantiaの開発を行っているプラットフォーム運営課にはいくつかの開発チームがあるのですが、会話は主にチーム横断でSlackを用いています。別チームで開発していた機能に対して実際に使ったメンバーが感想を言ったりしていて、見ているだけでも少し和みます。また、業務用のチャンネルとは別に、独り言や困り事、雑談などを投稿できる分報チャンネルがあり、そのチャンネルでは気軽に発言ができ、リアクションももらえる環境です。素直な感想が言い合える場所が社内にあるのは素敵ポイントなんじゃないかな、と思います。
開発チーム単位での雑談というよりは、Fantia開発メンバー全体で開発の悩みや情報交換を随時していて、細かく会話をしなくても大体誰がどんなタスクについているのかがわかるのもいいところだと思います。
働き方・ワークライフバランスについて
私は元から地方に住んでいるのですが、転職に際して引越しをする必要がなかったのが嬉しいポイントです。
私も妻も実家が近いこともあり、お昼休みに妻の実家まで散歩に出たり、週末には私の家族とお酒を飲んだりといった生活が定着しています。直近では、実家の壁の塗り直しの際に、フレックスタイムを活用して早めに上がり、家具の移動を手伝ったこともありました。今後子どもができた際には保育園の送迎もありうることを考えると、フレックスタイム制とリモートワークの組み合わせはとてもありがたいです。
休日は、地元が軽井沢や蓼科に近いことから、山や湖に行くことが多くなっています。車で山間の牧場に行ってソフトクリームを食べたり、湖畔の花火大会で涼をとったりといったことが習慣になってきました。初夏や晩秋の土日など、観光で来る方が少ないタイミングで行く長野の観光地は、素敵な景色を独り占めできた気分になるのでおすすめです。
現在の仕事の課題・改善したい部分
課題点は、8年という期間の中で大きくなってきたアプリケーションであることから、モダンなサイトであるとは言い切れないところが残っている点でしょうか。新しい技術を取り入れることができている部分と、そうでない部分があり、結果的にツギハギのようになってしまっているので、開発を進める際の障壁になってしまっているのが課題ではないかと考えます。全体にモダンな技術を適用できるのが理想ではありますが、それをするためには労力が要ります。対策としては、全面リプレイスをしてモダンなアプリケーションにするとなると労力がかかりすぎてしまうこともあり、できる範囲でリファクタリングを行っています。個人でできることには限界はありますが、まずは1つずつ着実に、自分の関わっている機能とその周辺をより良くしていくことが大切だと感じています。
一緒に働きたい人、活躍できる人
自身の技術や提案でクリエイターさんの役に立ちたいと思える方と一緒に働けたらと思います。開発した機能、改善した機能で、クリエイターさんやユーザーさんに笑顔を届けることができるように、一緒に頑張れると嬉しいです。SNSで、自分の開発した機能への喜びの声を目にしたくはありませんか。その喜びの声が、好きな人があげたものだと、もっと嬉しそうだとは思いませんか。
そのために、自分ができることを見つけられる方だと、なおのこと嬉しいでしょうか。とらラボや新規事業チームは現在拡大している最中なので、業務の進め方や開発の手順が固まり切っているわけではありません。ですので、ここを良くしたい、ここをこう進めたい、といった提案をすることで組織自体も改善していくことができます。逆にいうと、回ってくる仕事をこなすだけでは、やりたいことや、やりたい進め方で進めることは難しい環境です。柔軟に働き方や業務フローが変えられるからこそ、意思表示や提案が大事です。
こうすればサービスを良くして、クリエイターさんやユーザーさんに笑顔を届けられる、そんな提案をしたい方が来てくださると嬉しいです。
未来の仲間へのメッセージ
オタク趣味を持っている仲間と、自社のシステムを継続的に良くしていくことができます!提案次第で、システムも組織も改善していくことができる場所です。フルリモート、フレックスタイムの制度があるので、働く場所も時間も選ぶことができます。なんならワーケーションなんてこともできます。私もいつか、旅館にでも泊まって夜は温泉に入り昼は広縁で仕事、なんてことをやってみたいです。好きな作品の聖地でそれができるとなお良いです!
あなたの好きな業界で、好きな人たちの役に立つシステムを、似通った趣味を持つ仲間と一緒に良くしていきませんか?自分の作った機能を使ってくれている人がいるのをみて、喜びを噛み締めませんか。
これを読んでくれているあなたが、いつか私と同じラボのメンバーになって、笑いながら一緒に仕事ができていると嬉しいです。